楽天・田中将大、４日目でイライラ大爆発！８年ぶり日本キャンプでメディアの“密着マーク”にヘトヘト

日本球界に復帰し期待を一身に背負う楽天・田中将大投手（32）が、沖縄・金武キャンプ合流4日目で早くもイライラを爆発させた。

　9日、2度目のブルペンに入り1球1球「ウォリャ！」などと声をあげながら54球を熱投。終了後、ボールを受けた9年目の下妻貴寛捕手（26）を呼び話し込んだが、マー君の一挙手一投足をつぶさにチェックする報道陣が気に障ったのか「こうやって話していたら全部筒抜け！」と嫌悪感をあらわにした。

　トレーニングを終え涌井秀章投手（34）や2年目右腕・瀧中瞭太投手（26）のブルペンをコッソリのぞきに行ったものの、これに気づいたカメラマンが大移動。すると再び姿をくらませ、コロナ禍で取材制限がかかる中、コメントを発することなく午後1時台には球場を後にした。

～中略～

　ルーキーイヤーから注目を浴び続けているが、8年ぶりの日本キャンプでロックオンされ続け、心身ともに疲れてしまうのも無理はない。球団関係者も「注目度が高い分、彼は大変だよ」と思いやる。

　一方、悪い話ばかりでもない。現役時代に田中とともにプレーした小山伸一郎投手コーチ（42）は「田中のおかげで若手がスポットを浴びるようになった」と目を細める。実際、プロ3年目の引地秀一郎投手（20）、同5年目の西口直人投手（24）らが田中と絡んだことで取材が殺到。「彼らにとっても、これはいい流れ。自分のアピールにもなる」と相乗効果を強調する。

　最初は小山コーチが田中の橋渡し役を担っていたが「後輩も田中の性格を分かりつつある。見えないところでも助言をもらったりしているし、マウンド上でドシッとした姿は若い子もマネしてほしい」と期待。田中にとってはしばらくの間、ピリピリの日々が続きそうだ。

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